2015年2月3日火曜日

善行で乗り合いタクシー 国土交通省 藤沢市地域公共交通高度化のための基盤整備調査


善行地区は、駅周辺に起伏が大きい地形に囲まれており、

主要な都市計画道路以外は、 狭隘な道路が多く、

バスが走行できる空間も限定される状況である。

このため、新たな公 共交通システムの導入検討エリアとして

下図 1~4のエリアを検討対象とした。【図はサイト参照)

 駅周辺の公共交通としては、

以下の「鉄道駅 15 分圏域および新たな公共交通の導入検討 エリア

」に示すように、善行団地を中心としたバス路線が充実する一方、

善行駅及び荏原えばら 工 業団地と藤沢駅をつなぐ路線、

善行駅から湘南ライフタウンに向う路線がある。

駅東側に は、湘南台駅、六会日大前駅から藤沢駅に至る路線があり、

善行駅へ接続する路線がない。

本市の交通マスタープランでは、

「最寄り駅まで15分圏の交通体系」の構築を目指して おり、

エリア1の一部及びエリア2へ新たな公共交通を導入により移動環境の改善効果が

 認められることがわかる。

エリア4については、高低差の関係から、自転車利用が難しい エリアであるため、

このエリアも新たな公共交通を導入により移動環境の改善効果が高い と判断された。

 なお、エリア3については、徒歩15分圏およびバス15分圏に含まれることから、

新 たな公共交通を導入する必然性が低いと判断したものである。


また、当該エリアの道路幅員は6m未満の道路がほとんどで、

バスが走行できる環境に ない。

このため、10人程度以下の車両を用いた乗合タクシーについて検討を進めた。

検討にあたっては、想定される走行ルートに対して、タクシーの運賃を算定し、費用負担可 能なコストモデルを立案し、住民負担及び運賃で経費が賄われるモデルを選定した。 また、交通システムの運行の可否を判断するための住民の需要調査の手法について、ア ンケートを用いて需要を推定する手法を用いることとした。 走行空間については、民家の張付き状況から道路を改修した対応は難しいと判断される 一方、利用の中心となる駅東口周辺には、待合施設の整備が必要と判断された。







http://www.mlit.go.jp/common/001040094.pdf

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