2019年4月20日土曜日

海外FXと国内FX いくらまでなら どちらが有利か  前回の続き

海外FXと国内FX いくらまでなら どちらが有利かということで
前回
42.8万以下であれば 分離課税がよい つまり国内
あまり稼げそうもないなら 分離課税


ということでしたが

総合課税では 累進課税です

195万超えてくると 10%になります

おさらい (端数計算は無視)
儲けが40万とします 38万引いて 所得は2万です
総合課税
(40万-38万円)×5.105%+(40万-33万)×10%=
    1021円       + 7000円     = 8021円 
分離課税
(40万-38万円)×15.315%+(40万-33万)×5%=
   3063円        + 3500円    = 6563
総合課税
(42.8万-38万円)×5.105%+(42.8万-33万)×10%=
    2450円       + 9800円     = 12250
分離課税
(42.8万-38万円)×15.315%+(42.8万-33万)×5%=
   7351円        + 4900円    = 12251


さて 195万以内で 42.8万超えてくれば総合課税がよさそうですが

税率が10%になればどうでしょう

330万円以下の場合は 195万超えた部分は10%となり
その計算は

所得×10%-97500円 となります

収入368万の場合
330万の場合は
総合課税
(368-38)
330万×10%-97500円 + (368万-33万)×10%
232,500円×2.1% 
237,383円 + 335,000円 = 572,383円
分離課税
(368-38) ×15.315% + (368万-33万)×5%
505,395円 + 167,500円 = 672895円
となり
まだ 総合課税の方がよいようです
では
税率 20%になれば 圧倒的に 総合課税不利でしょうから
695万に38万足した 733万が収入として
総合課税
(695×20%-427,500円)×1.021%+(733-33万)×10%
982,713円 + 70万 =1,682,717円
分離課税
(733-38) ×15.315% + (733万-33万)×5%
1,064,392円 + 35万  = 1,414,392円

となり 分離課税の方がよいです

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2260.htm

つまり 税率 20%の330万を超えたどこかで
分離課税がよいことになる
小額の儲けか 高額の儲けであれば 分離課税がよいことになりますね


((X万-38万)×20%-427,500円)×1.021%+(X万-33万)×10%


(X万-38万) ×15.315% + (X万-33万)×5%

が同じ金額が 分岐点


 


 
 



 
   

0 件のコメント:

コメントを投稿