2020年7月30日木曜日

103万の壁を手助けする家族手当

配偶者にとっての扶養に関する控除は
配偶者控除がありますが これは 配偶者が給料で103万以内であれば
38万の所得控除を受けることができますが
この受ける条件として
配偶者特別控除が昨年から改定されていて
150万までは配偶者控除と同じ38万をうけることができます
なので 103万超えて働いても 問題ないのですが
家族手当が103万を条件に支給されている企業もすくなくないようです

月1万 年12万もでるところも あるようです

103万におさえておけば 12万余計にもらえ
115万稼いでいるのと同じことです

103万超えても 社保の扶養で130万の上限がありますので
(月10万8333円という月額には注意)

そこまでしかかせげないことになります

130万まで稼ぐには27万稼がないといけないわけですが
115万に比べると

12万増えたにすぎません

しかも
103万には交通費は含みませんが
130万の計算には交通費は含みます

かりに 交通費がでる仕事であれば それを差し引いて
130万 を計算に入れないといけなくなります
月額の条件もあるし
103万で抑えておいた方が無難という結果になりかねないです

家族手当が103万の壁 を手助けしている
ということです

とはいえ 企業としては 家族手当を出して
きちんと奥さんが働かず家計をまもり
旦那が仕事に全力投球できる環境を作っている
という側面はあるわけですから
一概にいけないともいえないところですが
共働きでも 全力投球している人はいるわけですから
そのあたりには 折り合い付けづらい側面もありますね



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