海外FXと国内FX いくらまでなら どちらが有利かということで
前回
42.8万以下であれば 分離課税がよい つまり国内
あまり稼げそうもないなら 分離課税
ということでしたが
総合課税では 累進課税です
195万超えてくると 10%になります
おさらい (端数計算は無視)
儲けが40万とします 38万引いて 所得は2万です
総合課税
(40万-38万円)×5.105%+(40万-33万)×10%=
1021円 + 7000円 =
8021円
分離課税
(40万-38万円)×15.315%+(40万-33万)×5%=
3063円 + 3500円 =
6563円
総合課税
(42.8万-38万円)×5.105%+(42.8万-33万)×10%=
2450円 + 9800円 =
12250円
分離課税
(42.8万-38万円)×15.315%+(42.8万-33万)×5%=
7351円 + 4900円 =
12251円
さて 195万以内で 42.8万超えてくれば総合課税がよさそうですが
税率が10%になればどうでしょう
330万円以下の場合は 195万超えた部分は10%となり
その計算は
所得×10%-97500円 となります
収入368万の場合
330万の場合は
総合課税
(368-38)
330万×10%-97500円 + (368万-33万)×10%
232,500円×2.1%
237,383円 + 335,000円 =
572,383円
分離課税
(368-38) ×15.315% + (368万-33万)×5%
505,395円 + 167,500円 =
672895円
となり
まだ 総合課税の方がよいようです
では
税率 20%になれば 圧倒的に 総合課税不利でしょうから
695万に38万足した 733万が収入として
総合課税
(695×20%-427,500円)×1.021%+(733-33万)×10%
982,713円 + 70万 =
1,682,717円
分離課税
(733-38) ×15.315% + (733万-33万)×5%
1,064,392円 + 35万 =
1,414,392円
となり 分離課税の方がよいです
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2260.htm
つまり 税率 20%の330万を超えたどこかで
分離課税がよいことになる
小額の儲けか 高額の儲けであれば 分離課税がよいことになりますね
((X万-38万)×20%-427,500円)×1.021%+(X万-33万)×10%
と
(X万-38万) ×15.315% + (X万-33万)×5%
が同じ金額が 分岐点