小栗判官 ウィキ情報
小栗は地獄に堕ち、閻魔大王の前に引きずり出されるが、
裁定により地上界に戻されることができた。
しかし異形の餓鬼阿弥の姿で、癩病にかかっており、歩くこともままならない。
幸いに藤沢の遊行寺(清浄光寺)の大空上人の助けを蒙り、
地車に乗せられて東海道を西進する。
小栗が殺された夜、遊行寺では大空上人の夢枕に閻魔大王が立ち、
「上野原に11人の屍が捨てられており、小栗のみ蘇生させられるので、
熊野の湯に入れてもとの体に戻すために力を貸せ」と告げていた。
上人はそのお告げに従って上野原に行き、
死んだ家来達を葬るとともにまだ息のあった小栗を寺に連れ帰ったのであった。
小栗を乗せた車は大垣青墓の宿で偶然照手姫に行き会うが、
2人はお互いの素性に気づかない。
小栗は照手姫の手によって大津まで引かれて行く。
病はさらに重くなるが、遊行上人の導きと照手姫や多くの善意の人々の情を受けて
熊野に詣で、熊野詣の湯垢離場である湯の峰温泉の
「つぼ湯」の薬効によりついに全快する。
小栗は新たに常陸の領地を与えられ、判官の地位を授けられる。
常陸に帰った小栗は兵をひきいて横山大膳を討ち、家来の菩提を弔う。
さらに小栗は美濃の青墓で下女として働いていた
照手姫を見つけ出す。こうして2人はようやく夫婦になることができた。
小栗の亡くなった後、弟の助重が領地を継ぎ、遊行寺に小栗と家来の墓を建てた。
照手姫は仏門にはいり、、永享元年(1429年)に遊行寺内に草庵を結んだという。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%A0%97%E5%88%A4%E5%AE%98
藤沢市のHPより
http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/kyobun-c/page100022.shtml
照手姫は、満重が毒を盛られた後、
世をはかなんで密かに横山の屋敷を抜け出したが、
追手につかまり川に投げ込まれたが、
日頃信心している観音菩薩のご利益で、
おぼれることなく金沢六浦の漁師に救われた。
しかし、漁師の女房は照手姫が美しいのねたみ、
松の木にしばりつけられて松葉でいぶされたりしていじめられ、
最後には人買いに売りとばされた。
体が元に戻った満重は、一族の住む三河に行き、
力を借りて京都の幕府に訴えた。
満重が生死の境からよみがえったのは稀有の仏徳であるとして
、常陸の領地を与えられ判官の位をさずけられた。
常陸に帰った満重は、兵をひきいて横山大膳を討つと、
遊行寺に詣り、上人にお礼するとともに、亡くなった家来達の菩提をとむらった。
照手姫は、美濃の青墓(現岐阜県大垣市)で下女として働いている時、
満重に救い出され、二人はようやく夫婦になれた。
満重が亡くなると弟の助重が領地を継ぎ、
鎌倉に着た折に、遊行寺に参り、満重と家来の墓を建てた。
照手姫も仏門にはいり、遊行寺内に草庵を営んだが、永享元年(1429)長生院を建てた。』
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