2021年6月4日金曜日

所得税率表の表記のしかた 超え と以上 1000円未満切り捨て表記方法

 国税庁の表記

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2260.htm

課税される所得金額 税率 控除額

1,000円 から 1,949,000円まで5% 0円

1,950,000円 から 3,299,000円まで10% 97,500円

3,300,000円 から 6,949,000円まで20% 427,500円

6,950,000円 から 8,999,000円まで23% 636,000円

9,000,000円 から 17,999,000円まで33% 1,536,000円

18,000,000円 から 39,999,000円まで40% 2,796,000円

40,000,000円 以上45% 4,796,000円


という記載なのですが

課税される所得金額(千円未満の端数金額を切り捨てた後の金額です)

というのがみそですね

とあるサイトで 控除額は省略します

195万以上 5%

195万を超えて330万円以下 10% 

以下省略します

太字の部分

1,950,000円 から 3,299,000円まで10%

195万を超えて330万円以下 10%

2種類の書き方があります

なんか違う。。

ただし 上記は所得で1000円未満切り捨てです

195万1円を考えてみましょう


上段は切り捨てますから195万 となり 以上

下段は切り捨てませんから 195万1円なので 195万を超えています

1000円を切り捨てて表記するか

切り捨てないで 表記するかで

所得税率の書き方が 異なってしまう

という なんとも紛らわしい 書き方ですね

同じように

国税庁は 40,000,000円 以上45%

4000万越え 45%

国税庁で4000万1円 だと 4000万以上だし

ほかのサイトで4000万1円 だと 4000万越え


速算表ですので

なんと 切り分けの ちょうどの数値

どちらで計算しようと同じ

195万 の5%=97500円

195万の10%引く 97,500円

おなじ ということです

4000万でも同じこと

国税庁 4000万 ×45% ー 4,796,000円 = 13,204,000円

4000万越えが45% で

1800万超えて4000万以下が40% 控除額2,796,000円 という記載のサイト

13204000円と税額は一緒になります

つまり どちらで求めても 税額は同じになるという表になっています



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