2018年2月8日木曜日

暗号資産 仮想通貨(ビットコインなど)で1億円儲けたら 税金はいくら払うのか?

仮想通貨で億り人なる投資家が続出?

さて 国税庁から 雑所得で申告しろと通達が。
1億儲けた一体いくら納税するのか?
雑所得で総合課税で
最高税率が45%ですが
所得税は累進課税となっています
税率の区分に応じた税率になっているので
45%がまるまるかかるわけではないのですが
住民税を考慮すると 約半分が税金となります
さて
1億円が課税対象とします
最高税率が45%ですが
計算式は下記です
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2260.htm

1億円×0.45%-4,796,000
です
4,796,000
というところが 累進課税の味噌でその分ほかの区分の税率をカバーしています
区分というのは
195万円分までは5%
330万までは10%の税率です
つまり 330万が課税対象としても 33万が税金ではないです
330万×0.1-97500円=232500円が税金です
さて 話を戻します
1億円×0.45%-4,796,000
を計算すると 40,204,000円となります
さらに復興所得税がかかり(844284円)
41,048,200円
(イータックスで試しに1億38万の収入で入力するとその結果となりました)
38万は基礎控除を考慮

ところが先の書いたように 住民税が10%かかります
つまり
1億円の10% 1千万です
なので 5千1百万近くが所得税 住民税として納付必要です

ここで 注意
所得税の4千1百万は確定申告時に支払いですが
住民税は6月に通知が来ます
4期に分けて納付となりますので
6月以降に1千万の納付が必要になります
さらに 国保加入の人であれば
最高額の国保料となるでしょうから
そこも考慮が必要です

1億儲けても半分以上 吸い上げられます
投資金は先細る仕組みですね


こう考えると
仮想通貨で儲けてくれれば
財政は潤うのですね。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1524.htm

0 件のコメント:

コメントを投稿