2021年8月13日金曜日

「給与所得控除55万円+住民税所得割控除45万円=100万円以下であれば住民税はかからない」 ちょと ざっくり過ぎ

 なんとも 大雑把な説明をするサイトもあるものです

まあ あってはいますが 本質がわからなくなります

所得税はなぜ 103万以内ならかからないかというと

基礎控除48万と給与所得控除55万があるので 給料で103万までは 所得税がかからないです。

さて 住民税も給料では100万までは所得割がかからない。

それを

給与所得控除55万円+住民税所得割控除45万円

と 表現はちょとやりすぎ

個人市民税県民税納税義務者について|藤沢市 (city.fujisawa.kanagawa.jp)

藤沢市のサイトですが

同一生計配偶者および扶養親族を有しない場合→ 350,000 円+100,000円(給与収入金額では1,000,000 円)

の場合は 所得割がかからない ということですが

45万まではかからない つまり 所得で45万であればかからない ということで

控除をしているわけではないです。

住民税の基礎控除は 43万ですから

所得で44万の場合 1万円に課税とおもいきや 45万超えないとかからない 46万だと43万引いて3万に課税されます

 

控除ではなく 課税最低限と考えのがよいのですが

ちなみに 基礎控除43万ということで

給料100万では所得割は課税されません

給料103万だと 所得税も課税されませんが

住民税所得割は 基礎控除43万給与所得控除55万で 98万超えた額 4万円に課税されるということです

なので 100万いかなら住民税はかからないといいつつ

100万超えると 100万以下の98万超えた2万円には所得割がかかってくるので

そういったことも考えると 控除という言葉を使うと わかりずらさがでるのでしょうね







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