金融所得課税で話題が出た 1億円の壁
所得で1億円を超えると税の負担率が減る というものです
申告した人のお話しなので 特定口座だけで申告していない人はこの調査から漏れているのでは?
さておき
申告所得税納税者について、所得者区分別・所得種類別の構成、所得階級別の分布及び各種控除の適用状況の実態を明らかにし、併せて租税収入の見積り、税制改正及び税務行政の運営等の基礎資料とすることを目的
概要の第24表にでています 上記サイトは2019年 ちなみに 2018年との比較も。。(URLの2019を2018に変えればよいです)
100万超200万円以下 2.2% 2.3%
200万超300万円以下 2.8% 2.9%
300万超500万円以下 4.1% 4.2%
500万超1,000万円以下 8.3% 8.5%
1.000万超2,000万円以下 16.1% 16.2%
2.000万超5,000万円以下 24% 24.2%
5.000万超1億円以下 27.9% 28.2%
1億円超 23.2% 23.9%
総平均 14,7% 15%
控除後の所得額と税額見ても 近い数字なので
根本的に 所得にかかる税額の割合が 1億越えの負担が低い
と考えると 総合課税ではない (累進課税ではない)所得
の影響で下がっているのだろう ということですね
海外FXや仮想通貨などは総合課税 国内FXや先物取引などは申告分離課税
株は特定口座なのですから 申告しない ということのほうが 多いのではないかと思うのだが どうなのだろうかね。
株式譲渡所得課税のほかに分離長期譲渡所得も1億越えでかなりの金額となっている
さて
特定口座のできた2003年みたら 1000万越えでまとめられているので
特定口座の影響は判別できないです
2004年
500万超1,000万円以下 7.2%
1.000万超 18.6%
FXの申告分離課税は2005年
2006年
500万超1,000万円以下 8.8%
1.000万超 19.3%
平成20年 2008年から 細分化
2.000万超5,000万円以下 24.4%
5.000万超1億円以下 28.3%
1億円超 24.2%
総平均 13,2%
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