2019年3月22日金曜日

シアトルマリナーズ イチロー選手が引退記者会見 概要

2019年3月21日(木)シアトルマリナーズ イチロー選手が引退記者会見

メジャー開幕2戦目 試合終了後15分から記者受付となっていたが
試合が長引き 延長戦でようやく 決着
試合終了後も観客は待ち続け イチロー選手がグランドを一周して
ファンに感謝し別れを告げた

記者会見 12時直前に開始
(報道陣の数に驚き)
こんなにいるの びっくりするわ そうですか
この遅い時間にお集まりいただいてありがとうございます

今日のゲームを最後に
日本で9年 アメリカで19年目に突入したところでしたが
現役生活に終止符を打ち 
引退することとなりました
最後にこのユニフォームをきて この日を迎えられたことを大変幸せに感じています
この28年をふりかえるには あまりにも長い時間だったので ここでひとつひとつ振り返るのは難しく
これまで応援してくださった方々への感謝の思い  球団関係者 チームメイトに感謝を申し上げて 質問があればできるかぎりお答えしたい

質疑応答
(選手生活の終止符のタイミングと理由)
タイミングはキャンプ終盤 日本に戻ってくる何日か前 
もともと 日本でプレーするところまでが契約上の予定でもあった
キャンプ終盤でも結果がでず それを覆すことができなかった。

(その決断に後悔は?)
今日の球場での出来事を あんなのをみせられたら 後悔なんてあろうはずがない
もちろん もっとできたことがあったと思うが
結果を残すために 自分なりにかさねてきたもの
ひとより頑張ってきたとはとてもいえない 自分なりに頑張ってきた はっきりいえる
それをかさねてきて かさねることでしか 後悔をうまない

(感動 夢をありがとうございます 子供たちにメッセージを)
苦手なんだ メッセージは
始めるのは野球でなくても よいが 自分が熱中 夢中になるものをみつけれれれば
それにむかって エネルギーをそそげられるので 
そういうものを早く見つけてほしい それが見つかれば
自分の前に立ちはだかる壁にもむかうことができる
それがみつけられないと壁にあきらめてしまうこともある
いろいろなことにトライして 自分に向くか向かないかではなく
好きなものをみつけてほしい
(1992年に1軍デビューして 印象にのこっているもの)
この後 時間が経ては 今日の出来事が浮かぶのは間違いない
それをのぞけば
いろいろな記録に立ち向かってきたが それはたいしたことではない
自分にとって めざしてやってきたが
いずれ それは後輩が先輩の記録を破ることしなくてはいけなく
そのことにあまり意味がない 今日の瞬間を体験を考えると 小さく見える
たとえば10年200本 オールスターでMVP ちいさなことにすぎない

今日のあの舞台を たてれたことは
去年の5月以降 ゲームに出れない状況になり
そのあともチームと練習をかさねてきたが それを最後までなしとげられなければ
今日のこの日はなかった
いままで 残してきた記録はいずれ誰かに抜かれる
去年の5月からシーズン最後の日々はひょっとしたら 誰にもできないかもしれない
ささやかな誇りを生んだ日々
そのことが 去年お話で近いこともあるが
どの記録よりも自分の中ではほんおすこしだけ誇りをもてた

(ファンに支えられたファンの存在は?)

ゲーム後にあんなことおこるとは想像していなかった
19年目をアメリカでむかえていたが
なかなか日本のファンの熱量を感じることがなかなか難しい
久しぶりに東京ドームにきて
ゲームは静かにすすんでいく
なんとなく印象として
日本人は 表現することが苦手 そんな印象
完全に覆った
内側にもっている熱い思いが確実にそこにある
それを表現したときの迫力は想像できなかったこと
もっとも特別な瞬間になる
ある時までは自分のためにプレーすることが
チームのためにもなるし 見てくれる人が喜んでくれると思っていた
NYにいったぐらいから
人に喜んでもらうことが一番の喜びに代わってきた
その点で
ファンの存在なくしては自分のエネルギーはうまれない
といってもいいと思う

(会場 シーン)
おかしなこと言ってます?大丈夫?
(ありがとうございます)

(貫いたもの 貫けたのもの なんでしょう?)

野球のことを愛したことだと思う それはかわることがなかった

(グリフィーが肩の力をぬいた時(おろしたとき) 別の野球がみえ 楽しくなった)

プロ野球生活の中ではない

子供のころからのプロ野球選手になろことが夢で それがかなって
18歳19歳のころは
1軍にいったりきたり
いったりきたり? いつも一軍にいるみたい
どういったらよい

一軍をいったり 2軍に行ったり そういう状況は楽しかった
94年3年目 仰木監督にであい レギューラーとして使ってもらい
この年まででした 楽しかったのは
急に一気に番付があげられて しんどかった
力以上の評価をされるのはとてもくるしかった
そこからは純粋に楽しい というより やりがいがあって
達成感 満足感はたくさんあったが
たのしい というのは違う
そういう時間をすごしてきて
将来は楽しい野球がしたい

これは皮肉 プロ野球選手になりたいという夢がかない
そうでない野球をまた夢見ている自分が存在している
それは中途半端にプロ野球を生活を過ごした人間には待っていない
 


 



 




































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