この新制度は、消費税増税分を活用し、子育てを社会全体で支える仕組み
新制度は市町村を実施主体としています。
市町村においては、その市町村の地域において、多様化したニーズに即した多様な 支援策を、その地域にとって必要な量だけ確保・供給していく必要があり、そのため、 子育て当事者のニーズを把握するとともに、子育て当事者や関係者等の参画を得て、 地方版子ども・子育て会議を開催し、多様なニーズに対応できる計画(市町村子ども・ 子育て支援事業計画)を作成することとされています。
このような観点から、今般、子ども・子育て支援に携わるNPO法人等に委託して、 全国21か所で「市町村子ども・子育て支援事業計画策定支援のための参加型勉強会」 をモデル的に実施
うち 横浜市
勉強会開催日時
平成26年11月19日(水) 18時30分~20時30分
勉強会で確認された内容(方向性)
(1) 子ども・子育てに関するビジョンや計画の方向性
地域により課題が異なり、それぞれのビジョンを持つことが大切。
神奈川県域・各地でさらに話をする場を設け、情報共有を行なっていく。
それぞれの子ども・子育て会議の場で意見を発信していく。
別の地域(神奈川県外)の新制度への取り組みや様々な考えを聞く場をもつ。
(2) 勉強会参加者の課題認識等
他地域の会議の状況がわからず孤立している。 当事者(保護者・子ども)の声を事業計画に反映させることが大切。 小学校・幼稚園・保育園・こども園、家庭、地域との連携が重要。
(3) 課題認識に対応した今度の施策の方向性、参加者の施策への参画意欲等
県内の会議の状況や墨田区の事例を共有して、柔軟で多様な会議の提案をしていき、参 加者が今後さらに意識を持ってつながる。企業へのアプローチを増やし、ワークライフバランスを浸透させる必要がある。
(4) 具体的方法論(行政とのコミュニケーション手段等)
子育て支援の必要性を行政と一緒に考えていける仕組みが必要。 子どもの発達を保障する環境づくりが大切。 当事者の課題を聞き取る姿勢。一歩踏み込んだ姿勢が大事。 (当事者の要求ではなく前向きな生の声もあるのだと気づかされた。との意見も。)
新制度を充実させるために重要なこと
・核家族・マンションが多くなっているため、横のつながりの大切さ。
・当事者意識を持って話し合いのテーブルにつくこと
・地域の現状を伝え、子育て支援の必要性と大切さを行政とも一緒に考えていける仕組み 作りが必要!
・発達を保障する環境づくりが大切
・地域で出向いて行ける場の確保、資源を発掘すること、ネットワークの大事
・当事者の話を聞く、取り入れる。 ・地域というものが何か漠然としている気がしました。声を本当に拾えているのか課題だと 思います。(一部の人だけになりそう)企業へのアプローチを増やし、WLBを表面上だけ でなく浸透させる必要があると思います。
・子どもの育ちがどうあるべきかを地域全体で考えていくことが大切。子育ての事を語れる 場がもっとあれば・・・と思う
・一時保育、病時保育 ・こまかく、人と人とでつながって、自分ネットワークをつくる。その集積から生まれてくる当 事者目線のメニューの開発。
・地域というものが何か漠然としている気がしました。
・子育て支援センターの数が多くても質の方もアップしないといけないと思う。
・親のニーズを把握して、どう支援していくか。個別ニーズの把握後どうつなげて解決して いくか。たて割行政は連携がとりにくいです。地域子育て拠点の質の向上
・転入など、若い夫婦が地域に移転した時に、キチンと把握してサポート出来る仕組みが 必要だと思います。
・行政に自分たちの声を伝えること
・財源と市民の力を活かす施策
・親育ちのプログラムなど
・地域のネットワーク
・行政と市民をつなぐ。まずビジョンが必要
・女性を働かせ、子どもと離れてしまうための制度という点でこの制度には賛成できない。
・障害者支援、地域を大切に
・より充実させようと地域の中で考えられる人、仲間を作って、話すしくみ
・幼稚園の認定こども園への移行
・地域の特色を考えて制度を充実させていく事。行政の都合に合わせない、言いなりにな らない事 ・とにかくアイディアを出し合う場、身近な親子さんからヒントをもらうこと...そして支援セ ンターへの充実・予算についての生の声を出したい。
・子育て支援の充実
・連携・地域の方の生の声、情報共有、予算確保
・地域のパワーが参加し、支えあうことはとっても大切。でも自治体、国がしっかりと金銭的 支援が必要。みんなで育て支え合うが子育ての最終は国に責任を持ってほしい。
・予算を確立し、子育ての当事者の方が安心して暮らせる説明
・地域力の創出、72%の地域で子育てをしている層と共に、地域を耕していく事が重要。 「場」の力を活かし、支援者の輪、伴走者を増やしていくこと。地域を支える次の世代の人 材の循環を育む(2030年代問題を解決につなぐ)。地域子育て支援拠点の役割が大き い。
・支援者・当事者、また行政も一緒に話し合っていく場を作っていく。
・学校(幼稚園・保育所・こども園)、家庭、地域との連携が重要だと思います。
・保育園・幼稚園単独で考えるのではなく、その後の小学校に入ってからの事(児童クラブ など)も連動して考えてほしい
・ネットワーク(相互に協力・補完する姿勢、体制)、地域住民の理解 ・生のニーズに耳をかたむけること ・広報・説明の徹底
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