2022年8月11日木曜日

中央大学山田昌弘教授「日本の少子化対策はなぜ失敗したのか」 

 中央大学文学部・大学院文学研究科の山田昌弘教授「日本の少子化対策はなぜ失敗したのか」

日本の少子化対策はなぜ失敗したのか (2022年5月19日 No.3544) | 週刊 経団連タイムス (keidanren.or.jp)

四つのトレンドが相互に関連し、悪循環 

(1)少子高齢化(2)経済停滞(3)格差社会の進行(4)男女共同参画の停滞

男は仕事、女は家事」といった日本特有の制度・慣行・意識

日本では親と同居の独身者が多く、特に地方で女性差別的な慣習が残る

娘の結婚相手の収入を気にする親も多く、「収入が相対的に少ない男性が結婚相手として選ばれない」という事実

そういう慣習が残り続けるなら

経団連も

若年男性の経済格差が拡大し、女性が十分な収入を得ることや働き続けることが難しいなか、「男性が家計を支える」という意識が続けば結婚は増えない。今後の少子化対策は、「収入が不安定な男性をどのように結婚までもっていくか、そのような男性と結婚しても大丈夫という女性をどう増やすか」

となってしまうのでしょうね。

蓮舫さんは

経団連のやることは 男女の収入を増やす提言をするのが経団連

と 言い放っています。

 







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