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上記はここ1か月の過去の発言
2022年8月2日(火)モーサテ スタジオゲスト
8月2日のドル円予想レンジ 130.70円~132.20円
注目ポイント アメリカ実質金利の動向とドル円相場
昨日からの流れ ISMは市場予想を上回ったが、弱かった。先週から加速しているドル安の流れがある。ドル円の上値は重い展開。
債券市場ではアメリカの景気後退懸念
3.3%付近が利上げのピークか?
3月にも利下げ開始か?
早くも来年3月以降の利下げを織り込む
尾河さん個人としてはやや先走り と感じている 9月のFOMCまでの間 に 長期金利が上昇したりとかドルが上昇したり波乱の展開がまだあるのではないかとみている
理由としては 足元のドル安は実質金利が0%に近付いている
市場金利から期待インフレ率を引いたものが実質金利
FOMC後に10年債利回りが急低下し期待インフレ率が急上昇してしまい
実質金利が0%に近いところにきてしまった
これでは緩和的な政策になってしまう。金利引き締め効果が薄れインフレの高止まりを招くリスクがある。本気でインフレを抑えようとすると期待インフレ率の上昇を抑えるためにタカ色を高める
今後の見通しは日米金利差が急激に縮小していてい もう一段の下落(円高に)今金利差の状態では130円を下回ってもおかしくない状況だが 今週金曜日の雇用統計で賃金が鈍化しなかったりとか 失業率があがらず インフレの高止まりが示唆されるとFOMCメンバーが再びタカ派色を強めてくる。この場合はアメリカの金利上昇とともにじわじわと135円までもどっていく可能性がある。
2022年7月28日(木)東京マーケットワイド 14:15出演 FOMC パウエル議長発言後
今回若干内容に変化が
10年債利回り - 期待インフレ率 = 実施金利
米 上昇 ↑ 低下↓ 上昇↑
日本 固定 → 上昇↑ 低下↓
市場金利から期待インフレ率を引いたものが実質金利
実質金利差からドル円を分析
年末にかけて143円から145円 来年は円高方向へ
という見込みではあったが
アメリカの実質金利が昨日急低下したとのこと
今回 133円程度まで円高は進む可能性はあるが
実質金利がいままで0.5のあたりだったが0.3まで下がった。
名目の10年債利回りが急に下がった。期待インフレ率が上がった。
期待インフレ率が上がった理由は長期金利が下がってしまうと住宅市場には活況要因になってしまう。実質金利が下がるということは逆に景気刺激になる 緩和的な金融政策になる。インフレを抑えにいっているにもかかわらず、市場が早々と景気後退だ利下げだと折り込みすぎている。ため実質金利が下がってしまっているということは景気が刺激されてしまうので
裏を返すと 今のインフレを押し上げてしまう可能性がある。
TRBの好まない状況になる可能性も 利上げしているのだから実施金利も右肩上がりになってこないといけないのにそうならない可能性
目先は133円がフェアバリュー
やっぱり利上げ ということになりかねないので 円安ドルだかに。
133円という言葉はでましたが ドル円の上についてのコメントはありませんでした