記憶の世界の話を ジェミニにきいてみた
過去に「特定口座での損益通算」による地方税の還付が、特定の自治体の財政を直撃したことが大きなニュース
特に2017年〜2019年頃にかけて、地方の県知事会などが国に対して改善を求めた問題です。 なぜ地方の税収がひっ迫したのか? 原因は、「税金の入り口と出口のズレ」にあります。 税金が入る時(入り口): ネット証券やメガバンクの「本店」がある東京都などに、全国の投資家から源泉徴収された住民税(5%)がいったん集中して納められます。 還付される時(出口): 投資家が株で損をして「損益通算」を行い、税金の還付を受ける際、その還付金は**「投資家が今住んでいる自治体」**が支払わなければならないというルールになっていました。
具体的なパニックの構図 東京都: 全国から源泉徴収された税金がどんどん入ってくる。 地方自治体: 自分のところには税金が入ってきていないのに、住民が損益通算をすると、自分の財布(地元の税収)から還付金をキャッシュバックしなければならない。 これによって、一部の地方自治体では「住民税の所得割がマイナス(赤字)」になるような事態が発生し、「東京に税金が貯まり、地方がその払い戻しを肩代わりしている」という不平等が問題視されました。 現在はどうなっているのか? この「還付しすぎ問題」を解決するために、現在は**「都道府県間清算」**という仕組みが強化されています。 仕組み: 最終的に、証券会社などが各都道府県に「あなたの県にはこれだけの投資家がいます」という報告を出し、それに基づいて東京都などに集まった税金を、各都道府県へ配分し直すという調整が行われています。 現状: これにより、以前ほどの極端な「地方の持ち出し」は解消されつつありますが、事務作業が非常に複雑であることや、タイムラグがあることなどは依然として課題となっています。 まとめ おっしゃる通り、かつては**「ネット証券(東京)に税金が入り、還付は地方(自宅)が払う」**というバグのような仕組みで地方財政が苦しんだ時期がありました。 今は調整機能が働いていますが、それでも「預金の利息」については依然として「本店所在地(東京など)」の取り分になるという、古いルールが残ったままになっています。
証券会社が自治体に送る「報告」とは、具体的には**「支払報告書(または営業所別受入額などの届出)」**のことを指します
1. 証券会社が提出する情報の正体 証券会社(特別徴収義務者といいます)は、顧客から住民税を徴収する際、単にお金を払うだけでなく、以下のような情報を自治体に提供しています。 誰が(住所・氏名): 利益を得た投資家の居住地データ いくら利益が出て、いくら税金を引いたか: 源泉徴収した住民税の総額 どこの自治体に帰属すべきか: 顧客の住民票がある市区町村ごとの集計 現在は eLTAX(エルタックス) という電子システムが普及しているため、証券会社が本店所在地(例:東京都)へ一括してデータを送ると、システムを通じて自動的に各投資家の住む自治体へ情報が振り分けられるようになっています。 2. 「都道府県間清算」というバケツリレー ネット証券のように「東京の本店」に全国の税金がドバッと集まってしまう場合、以下の調整が行われます。 東京に集中: 証券会社は東京(都庁)へ全顧客分の住民税を納める。 配分計算: 東京(都庁)は、証券会社から届いた「顧客リスト」を見て、「Aさんは神奈川県、Bさんは大阪府…」と仕分けをする。 送金(清算): 東京(都庁)は、一旦預かった税金のうち、他県に住む人の分をそれぞれの都道府県へ送金する。 市区町村への交付: 各都道府県に届いた税金は、さらにその中の「市区町村」へと配分される。 これを都道府県間清算と呼びます。
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