2026年1月21日水曜日

75歳以上の高齢者における歯の状態と死亡リスクの関係 高齢者の虫歯放置が死亡リスク高める

 ジェミニに解説してもらった

大阪公立大学や東京科学大学(旧東京医科歯科大学など)の研究チームが発表

「たかが虫歯」と思われがちですが、放置することで死亡リスクが最大で約1.7倍になるという衝撃的な内容です。なぜ虫歯の放置が命に関わるのか、ポイントを絞って解説します

1. ニュースの核心:なぜ「放置」が危険なのか? 今回の研究で特に注目されたのは、単に「歯の数」だけでなく、「治療せずに放置された虫歯(未処置歯)」がリスクを押し上げているという点です。 死亡リスクの差: 歯がまったくない人は、21本以上歯がある人に比べて死亡リスクが約1.7倍高かった。 「処置済み」ならリスク減: 興味深いことに、**治療して詰め物をした歯(処置歯)**は、健康な歯と同じように「寿命を延ばす効果」があることが示されました。つまり、放置せず治すことが極めて重要だということです。 

2. 死亡リスクを高める「3つのルート」 なぜ口の中のトラブルが全身の死につながるのか、主に以下の3つのメカニズムが指摘されています。

 ① 慢性的な炎症(血管へのダメージ) 虫歯や歯周病を放置すると、口の中は常に細菌による炎症が起きた状態になります。この炎症物質や細菌が血液に乗って全身をめぐり、動脈硬化を促進させたり、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす原因となります。 

② 低栄養(オーラルフレイル) 歯が痛い、あるいは欠けていると、野菜や肉などの「噛みごたえのある食材」を避け、柔らかい炭水化物(うどんやパンなど)に食事が偏ります。 タンパク質不足: 筋肉量が減り、転倒や寝たきりのリスクが増える。 噛む刺激の低下: 脳への刺激が減り、認知症のリスクも高まる。

 ③ 誤嚥性(ごえんせい)肺炎 高齢になると飲み込む力が弱まります。口の中が虫歯菌で汚れていると、寝ている間などに唾液と一緒に菌が肺に入り込み、命に関わる肺炎を引き起こしやすくなります。

 3. 私たちが今できること 研究チームは、**「定期的な歯科受診が、健康寿命を約1年延ばす可能性がある」**とも述べています。 痛みが出る前に検診へ: 高齢者の虫歯は、以前治療した場所の「根っこ」から進行する「根面う蝕」が多く、自覚症状が出にくいのが特徴です。 「オーラルフレイル」のチェック: 滑舌が悪くなった、食べこぼしが増えた、むせやすくなったという兆候があれば、早めに歯科医院に相談してください。 一言まとめ 「虫歯を放置する=全身に炎症の毒を回し続ける」ということです。もしご家族やご自身に放置している歯がある場合は、今からでも歯科医院を予約することをお勧めします。



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